ここではGoogle Cloudにおける料金体系をまとめていきたいと思います。
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GCE
サーバーサービスであるGCE(Google Compute Engine)は使った分だけを支払う従量課金制です。インスタンスの使用時間に応じて課金され、最初の1分を超えると、その後は1秒単位で課金が発生します。
コスト算出の際には、
- インスタンスの利用料(マシンタイプによって異なる)
- OSの利用料(プレミアムイメージであれば別途料金がかかる)
- ディスクの利用料(タイプ・容量によって変わる)
を考慮する必要があります。
Cloud Storage
ストレージサービスCloud Storageにおいては、以下のそれぞれの料金がかかります。
- ストレージ料金
- バケットに格納されるデータ量、およびストレージクラスとバケットのリージョンによって変わります。
- オペレーション料金
- オブジェクトのダウンロードなど、Cloud Storageにおいて実行した操作の回数で決まる料金です。無料のオペレーションもあります。
- 下り(Google Cloudから外部へ)のネットワーク料金
- バケットから読み取ったデータ量、またはバケット間で移動したデータ量によって決まります。
GKE
GKE(Google Kubernetes Engine)において、まずノードは秒単位で課金が発生します。これはGKEにおけるノードが内部的にはGCEのインスタンスであり、GCEのインスタンスが秒単位での従量課金だったことを踏まえれば理解しやすいです。
そして標準モードで作成されたクラスタは、クラスタの規模やトポロジにかかわらず、無料枠の経過後に 1 時間、1 クラスタあたり $0.10 の管理手数料が発生します。
→料金 | Google Kubernetes Engine(GKE) | Google Cloud
参考記事など
GKE を格安で使うためにやったこと – ludwig125のブログ
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